こんにちは、HIRAKUです。
今週のプログラムは、製作(吹き上げパイプ)でした。

紙皿・ストロー・水風船を使って、オリジナルの吹き上げパイプを作ります。
まずは紙皿に好きな絵や模様を描いたり、色をぬったりしました。

すると、子どもたちからこんな発見が。
「こっちは色がぬりにくい!」
紙皿の表面にはコーティングがされているため、色鉛筆などでは少しぬりにくくなっています。
「裏にしたらぬりやすいよ!」
そんなふうに、自分で試して気づいたことを周りのお友だちに伝える姿もありました。
「やってみる→気づく→工夫する→誰かに伝える」
製作の時間には、作品を完成させるだけではない、こんな学びもあります。

色をぬり終えたら、紙皿を少し円すい形にしてくぼみを作り、ストローを取り付けて完成です。

いよいよ遊んでみます!
紙皿のくぼみに水風船を置いて、ストローから「ふーっ」と息を吹き込むと……

水風船がふわっと浮き上がります!
強く吹けば高く上がり、弱く吹けばゆっくり動く。
子どもたちは息の強さや量を調整しながら、風船を浮かし続けたり、上下に動かしたりと、夢中になって遊んでいました。
「ふーっ」と吹くことにも、実は意味があります
「ふーっ」と吹くためには、口をすぼめ、息を口から出す必要があります。
さらに、風船を高く浮かせたり、浮かせ続けたりするには、
「もっと強く吹こう」
「今度は少し弱くしてみよう」
と、息の量や強さを自分で調整することも必要になります。
これは単純な「息を吐く」だけではなく、呼吸をコントロールする経験にもなります。
また、口をすぼめる、息を吐くといった動きは、口周りを使う経験にもなります。
口や舌、唇の動きは、「話すこと」や「食べること」にも関係しています。
例えば、言葉を話すときには、唇や舌、口の形を細かく動かしながら息を使います。
食事でも、唇を閉じたり、口の中で食べ物を動かしたり、飲み込んだりと、口周りのさまざまな働きが必要です。
そのため、吹く遊びは、そうした口周りや呼吸を使う経験の一つとして取り入れることができます。
HIRAKUでは、「楽しい!」と思える遊びの中で、自然に身体を使う経験を増やすことを大切にしています。
「もっと浮かせたい!」
「どうしたら上までいくかな?」
と夢中になって遊ぶ中で、知らず知らずのうちに息の強さを調整したり、口を使ったりしていました。
遊びの中には、子どもたちがこれから生活していくために必要な力を育てる機会がたくさんあります。
「ただ楽しく遊んでいるように見えるけれど、実はこんな経験につながっている」
そんな視点も、HIRAKUが大切にしている療育の一つです。
「楽しい!」の中に、子どもたちの「やってみよう」「こうしたらどうかな?」がたくさん詰まったプログラムになりました。
※今週のおやつ※
今週のおやつは「ゼリー・うまい棒・ホームパイ」です。

ゼリーとうまい棒は数種類の味から好きなものを選んで食べてもらいました。