普段の様子

ボードゲーム(高槻市:放デイ・児童発達支援HIRAKU)

こんにちは、HIRAKUです。

今日はボードゲームについてのお話しします。

HIRAKUではブロックやお人形、プラレールやミニカーなどは好きに選び取って遊べるようにオープン棚に置いています。

オープン棚とは別に、扉付きの棚にカードゲームやボードゲームなど年齢に応じたアナログゲームもたくさん用意しています。

この扉付きの棚は、職員に一言「開けてください」と声をかけてから遊びます。

オープン棚と、扉付きの棚に分けている理由。

まずはボードゲームはルールがある遊びで、対象年齢も様々です。誰でもなんでも自由に遊べる玩具ではないこと。

そして、(ボードゲームで遊びたい)と思った時、自分の意思を他者に言葉で伝える。

自分の意思を伝えた時に「いいよ」と返してもらう経験を持つ。

そういった体験をたくさんしてもらいたい意図があります。

さらにはゲームはひとりではできませんよね。

自分から友だちに声をかけたり、コミュニケーションを取るのが苦手な子も、(このゲームをやってみたい)(〇〇くんと一緒に遊びたい)そんな気持ちが原動力になり、(声をかけてみようかな)と行動に移すきっかけになります。

ゲームを通して会話も多くなり、自然とコミュニケーションを増やすことができます。

ゲームの最も基本的なルール「順番を守る」ということも、友だちと一緒に楽しむことで待つことを覚えていきます。

さらにはゲームを進めていく中で、こうした次はこう動かそうと先を想像して考える力が遊んでいる中でぐんぐん育ちます。

見えている部分だけじゃなく、その先どんなふうにになるか物事を論理的に先のことまで見通しを立てて考える力は小さい時に鍛えておきたい力です。

テレビゲームや、YouTubeなど、デジタルなものはただただ情報を与えられて受動的。

あまり頭で考えなくても勝手にゲームは進むし、自分の力を使わずともできたような気持ちになります。

お片付けもスイッチを切ったらおしまい。

タブレットは自分の好みに合わせてどんどんワクワクする刺激が出てくるから、それに慣れてしまうとアナログな遊びはめんどくさいものになり、楽しさも刺激も少なくてすぐに飽きてしまいます。

自分の手を動かして、頭を使って、そして友だちと一緒に進めていくボードゲームは本当はとても面白いもの!

HIRAKUの子どもたちはとても楽しんで遊んでいます☺️

 

※今週のおやつ※

今週はお買い物ごっこで好きなお菓子を購入して食べました。

 

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