普段の様子

夏祭り/療育・放課後等デイサービスHIRAKU・高槻市

こんにちは、HIRAKUです。

今週のプログラムは「夏祭り」‼︎

夏祭りといえば、魚つりに射的、おかしすくいなど、子どもたちがワクワクする遊びがいっぱい。

職員が手作りしたゲームを用意し、スタンプラリー形式でそれぞれのゲームをまわりました。

午前中には、午後から始まる夏祭りに向けて、お土産を入れる袋を一人ひとり準備しました。自分の名前を書いたり、好きな絵を描いたりして、自分だけのお土産袋を作りました。

そして午後から、いよいよ夏祭りのスタート!

「どれからやろうかな?」と考えながらゲームを選び、魚つりや射的、おかしすくいに挑戦しました。

子どもたちの楽しそうな表情や、「もっとやりたい!」という姿を見ると、職員も嬉しくなります。

でも、HIRAKUの夏祭りは、ただ「楽しかったね!」で終わるプログラムではありません。

私たちが日頃から大切にしていることの一つに、「コミュニケーション」があります。

自分の気持ちや思いを、言葉にして相手に伝えること。

例えば、子どもが何かを使おうとしているとき、大人が「これを使うよね」と先回りして、サッと渡してしまうことはありませんか?

大人からすると、渡してあげたほうが早い。子どもも困らない。

けれど、実際に「使いたい」と思っているのは子ども自身です。

だからこそ、「〇〇を貸してください」と自分の意思を言葉にして伝える場面を大切にしています。

先回りして大人がすべて用意してしまうと、「言わなくてもやってもらえる」という経験が積み重なってしまいます。

「自分がやりたいことを、自分で決めて、自分の言葉で伝える」。

その経験を積み重ねることが、子どもたちの自立や人との関わりにつながっていくと考えています。

夏祭りも同じです。

「プログラムだから、みんな参加する」のではありません。

やりたくなければ、無理に参加する必要はありません。

「やりたい」と思ったら、自分で選んで参加する。

「これはやりたくない」「これはやりたい」という自分の気持ちを、自分なりの方法で伝える。

用意された環境の中で、誰かに決めてもらうのではなく、自分で考えて、自分で選択する。

そのためにも、コミュニケーションはとても大切な力です。

ゲームが終わった後には、一人ひとりに「夏祭りで何が楽しかった?」と聞きました。

これも、ただ遊んで終わりにしないための大切な時間です。

「魚つりをした」「射的をした」「おかしをすくった」と、活動を思い出す。

その中から「自分は何が楽しかったのか」を考える。

そして、それを自分の言葉で相手に伝える。

楽しかった経験を振り返り、自分の気持ちを他者に伝える。

一見すると何気ない会話ですが、ここにも療育としての意味があります。

さらに、ゲームの後に景品を受け取る場面では、「ありがとう」と伝えられているかということも大切にしています。

ゲームをしたから景品がもらえる。

お祭りだから景品が用意されている。

子どもたちにとっては、それが当たり前のように感じるかもしれません。

けれど、夏祭りを楽しむことができるのは、準備をする人がいて、ゲームを作る人がいて、そして何より、ご家庭から利用料を支払っていただいているからこそ成り立っているものです。

子どもたちからは見えにくい部分だからこそ、「当たり前ではない」ということを、私たち大人が伝えていく必要があると考えています。

「ありがとう」という言葉も、その一つです。

最近、「ありがとう」という言葉を自然に口にする子どもたちが減ってきたように感じることがあります。

人と人との関わりの中で、「ありがとう」「お願いします」「貸してください」「手伝ってください」といった言葉を使う機会そのものが、少しずつ減っているのかもしれません。

大人はどうでしょうか。

お店で買い物をしたとき。

飲食店で食事をしたとき。

「ありがとうございます」「ごちそうさまでした」と伝えていますか?

「お金を払っているのだから、サービスを受けて当然」。

そんな気持ちになっていないでしょうか。

子どもたちは、私たち大人の姿をよく見ています。

コミュニケーションが希薄になりつつある今の社会だからこそ、人と関わる力は、これからますます大切になっていきます。

人は、一人だけでは生きていけません。

自分の思いを伝えること。

相手の思いを聞くこと。

お願いすること。

断ること。

感謝を伝えること。

人と関わりながら生きていくために必要な大切な力です。

今回の夏祭りでは、子どもたちが笑顔でゲームを楽しむ姿がたくさん見られました。

その「楽しかった!」という経験の中に、

「自分で選んだ」

「自分から伝えた」

「人とやり取りした」

「ありがとうと言えた」

「楽しかったことを誰かに伝えた」

そんな小さな経験がたくさん詰まっています。

夏祭りは、ただ楽しくお祭りをして終わり。

ではありません。

子どもたちが楽しめる環境を用意し、その中で自分で考え、選び、伝え、人と関わる。

そんな経験を積み重ねることも、私たちが考える「療育」の一つです。

これからもHIRAKUでは、子どもたちの「やってみたい!」という気持ちを大切にしながら、楽しさの中に学びや成長につながる経験をたくさん散りばめていきたいと思います。

今年の夏祭りも、子どもたちにとって素敵な夏の思い出になっていれば嬉しいです。

 

※今週のおやつ※

今週のおやつは、夏祭りっぽく「たこせん・たまごアイス」です。

たこせんはくじ引きをして【当たり】がでたらたこ焼き2個!

たまごアイスは爆発しそうでハラハラドキドキ!

上手に食べられるかな?

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